【読後感想】 集中力 (谷川浩司) 

将棋棋士、谷川浩司氏の「集中力」を読みました。

以前、河合隼雄先生との対談「無為の力―マイナスがプラスに変わる考え方」を読んで、谷川氏の考え方に興味を持つようになり、今回この本を選びました。
ちょうど自分自身、目の前の目標(国連英検合格)に向けての「集中力」について考えていたこともあり、内容は自分にぴったりとくるものでした。

本の内容の中から、自分の今の状況に活かせると思った部分を引用してみたいと思います。

短い時間の時は、始まる前から集中し、最後までとぎらせないようにする。ある程度のシナリオを描いておき、他のことに注意を奪われないようにする。
長い時間の時は、集中する時間とリラックスの時間を繰り返し、最後に余力を残すようにする。(75ページ)



短い時間は試験そのもの、長い時間は試験準備の期間と捉える事ができます。
特に、「集中する時間とリラックスの時間を繰り返す」の部分、具体的にどうすべきか考えてみたいと思います。


では、運はどうしたら呼び込めるのか?
それは、どれだけ将棋に打ち込んでいるかで左右される。将棋に費やす時間が長い人ほど運を呼び込める。なぜならまったく関わりのない偶然としての幸運などない。積み重ねた努力や、そうした自分を盛り上げてくれる人たちに応えようとする気力が、無意識のうちに局面に最良の一手としての”勝運”を導いてくれるのではないか。(153ページ)



努力は当然のこととして、プラス「そうした自分を盛り上げてくれる人たちに応えようとする気力」。
この部分は自分が各種試験に挑戦してきた今までの経験から、すごく同意した部分です。
家族、友人。応援してくれる人にいい報告をしたいという気持ちを、いかに努力の戦略のほうに反映できるか。
「応えたいなら、動かなきゃ」だと思っています。


将棋に限らず勝負事で、勝つための心構えでもっとも大事なことは「焦らない、あきらめない」ことである。
焦らないというのは、自分が優勢になった時に「早く勝ちたい!」という気持ちを、どれだけ押さえることができるかだ。特に、「これで勝った!」と、ほっとした瞬間は要注意である。(156ページ)



前回の2次試験の前に、”優勢になった”、”「これで勝った!」とほっとする”ところまでは到達しませんでしたが、これから長期間に渡るであろう準備期間の中で、気をつけていきたい点でもあります。
「自分はできるぞ」と自信を持って歩を進めること、それは常日頃心がけていることですが、そのことが逆に油断につながらないように。この内容を心に留めておきます。




他にも、試験挑戦に活かせる内容だけではなく、「ライバル」との上手な接し方など、考え方として取り入れたい内容もたくさんありました。


実は、手元に谷川氏のライバルである羽生善治氏の「決断力」もありますので、またこちらの方も読んでみたいと思っています。


※「集中力」「決断力」は、Kindle版もあります







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国連英検特A級 1次対策に使用した本 

大問1、国連知識用。配点10点分ですが、ここで落としたくはありません。


公式ガイドブック(青のA4サイズの本)よりも問題の内容が本番に近く、問題数も多いのでお勧めです。


特A級の読解問題では単語力を問われます。
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