【読後感想】 Leaving Microsoft to Change the World

この本をメディアマーカーに登録したのが2010年12月。

読み切れたと思うと感慨深い・・・。

2010年当初、どのようにこの本を買おうと思ったかは記憶に残っていないのだけれど・・・。
読むのを再開した理由の中に、ちょっとした「色気」があったことも否定できない。

貧困、途上国の子供たちへの教育支援。今勉強している国連英検の面接で、表現や中身が「使える」かもしれないという・・・。

確かにそういう表現もたくさんあった。
ジョン・ウッド本人による回顧録のようなものなので、自らの感情に関する表現、口語的な表現など、ハイライトした記述も数え切れない。

そういう「勉強」的な読み方もしたけれど、やはり中身のほうが素晴らしかった。

一番心に残っているのは、ベトナムのヴーという青年に、偽って「マイクロソフト(ビル・ゲイツ)からだよ」と言って奨学金を与えたエピソード。
ヴーは、ホテルのフロントの夜間アルバイトをして、コンピューター学校に通うためのお金を働いていた青年。
宿泊者だったジョンとは、「友人」としてとてもいい関係を築いていて、そんなジョンからはお金は受け取りはしないだろうと考え、ウソをついたのだった。
ヴーはそのお金で学校を出て、素晴らしい技術者となった。


自分はそれほど学ぶことに一生懸命になれているだろうか?


また、もう一つ心に残っているのは、スマトラ沖の地震が起きた際の対応。
当時、スリランカにはRoom to Readはなく、被害にあった人々を援助するということを大々的に発表する(しかもCNNという今までにない大舞台で)ことをジョンは躊躇した。
けれど、「準備が整うまで待っていたら、今困っている子供たちの教育機会は失われてしまう」と、なかば見切り発車的に活動を始めた。
後からそれを振り返って、自分たちの計画が完璧でなかったことが、かえって他に参加しようとしてくれる人たちに行動の余地を与えたと書いている。

「準備ができるまで・・・」と待たない勇気。
行動しながら形にしていくということ。

もちろん、自分の時間も全くないほどにフル回転で働いている著者のまねを簡単にできるわけではないけれど、そういう姿勢を見習いたいと思った。

「打ち込めるものが見つけられて幸せ」

そのような気持ちが文面からあふれていて、本当にうらやましかった。



Room to Read  (John Woodが立ちあげたNGO団体)

ルーム・トゥ・リード (日本)







※この記事はメディアマーカーに掲載した感想を転載したものです。





テーマ: 英語・英会話学習 - ジャンル:学校・教育

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読んだ洋書の記録
国連英検特A級 1次対策に使用した本 

大問1、国連知識用。配点10点分ですが、ここで落としたくはありません。


公式ガイドブック(青のA4サイズの本)よりも問題の内容が本番に近く、問題数も多いのでお勧めです。


特A級の読解問題では単語力を問われます。
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