私がTOEIC960から満点を獲るまでにやったこと (3)モチベーション維持編

※今回の記事は、(1)語彙編(2)読解編に続く、3回目(最終回)となります。


普段の英語学習に関しては、Daily DeedsというiPhoneアプリを使って、

モチベーション管理をしつつ取り組んでおります。

(詳細は、拙著「自信を積み重ねる習慣の力 〜習慣力で夢を叶える〜」 でご確認いただけると嬉しいです)


ですが、今回TOEICの特化学習するにあたっては、普段のアプリと合わせて、

「問題数を計測する」という方法を追加し、

計画、モチベーション管理をしておりました。


IMG_7760.jpg

日付とパートごとに解いた問題数を記録するための、手作りの表です。

この表を作って一番よかったのは、「どれだけ解けばいいのか、自分の目安が分かった」ということです。

最初にこの表を作った時には、なんとなく、いつも解いている量から考えて、

1000問という数字を目標にしました。(キリが良かったのもあります)

「目標の問題数を解いて、+○点の成果が出た」という毎回の受験データをもとに、

「前は1000解いたから、今回は1200解くぞ。」

「1200の、次は1500」

のように、どんどんと目標の数値を上げてきました。

そして、最終的に2000という数字になり、それを解くことを達成、

満点という結果につながりました。


この2000という数値は、自分にのみ当てはまるデータなので、

全ての人がこの問題数解けば十分という訳ではありません。

また、細かいことを言えば、「1000問につき10点ずつ上がる」というような

問題数に比例したものでもありません。(同じ問題を繰り返し解いているため)



客観的な根拠はない。

そう言ってしまうと元も子もありませんが、

自分に「その数字を目標に、対策期間を走りきる」パワーを与え、

そして、「これだけやったから、大丈夫だ」と自信を与える
には、

十分な根拠を持つ数字でした。

また、パートごとに数値記録しているため、

「ここを集中的にすべきだ」「ちょっと偏っているぞ」等、

学習内容自体の吟味にも役立ちました。

=====


以上が、今回TOEIC満点を達成するにあたり行った、3つのことです。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。



そして、今回、記事と合わせまして、ご報告があります。

今後のTOEIC受験についてですが、傾向の把握、指導に活かすために年に2回ほどは受験したいと思いますが、

毎回受験し、毎回満点を目指すということは、しばらくの間はしないでおこうと思っています。

獲り逃げのようになってしまうこと、

また、3月に受験した回で思うような結果が出なかった感があるので、

ここで一旦区切りをつけることに対し、自分の中でスッキリとしない思いもあります。

ですが、「今自分のやりたいこと、やらなくてはいけないこと」を考えると、

毎回受験にこれだけの時間を費やすことが難しい現状があります。

決して、連続満点を目指すこと、取り組んでいらっしゃる方を否定するのではなく、

今の自分にはその余裕がないということを、正直にお伝えしておきたいと思います。



その代わりと言っては何ですが、「今自分のやりたいこと、自分がやるべきこと」

に関しては、もうすでにスタート、一歩ずつ歩みを進めつつあります。

その「やりたいこと」「やるべきこと」が、お読みいただいている方にとっても、

役立つものであるよう、頑張っていきたいと思います。



今までの応援、本当にありがとうございます。

そして、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


横井菜穂美 (なぼ)




私がTOEIC960から満点を獲るまでにやったこと (2)読解編

前回の記事では、最初なんとなく「語彙力が足りないのだろうな」と目測を立て、対策をしていたと書きました。

実は、もう一つ、私には大きな誤算がありました。

「正解の根拠を探しながら読む」ことについて。

これは、私自身、どんな長文を読む時にも徹底してきたことであり、

英検の読解指導をする時にも、生徒さんに口を酸っぱくして言っていることでした。

・・・もしかしたら、この部分に落とし穴があるのかもしれない。

英検の長文を解く時には当然できていることが、TOEICではできていないのかもしれない。



そう思い始めたのは、テッド寺倉先生の「TOEIC(R) テスト BEYOND 990 超上級リーディング 7つのコアスキル」という本で、弱点スキル診断テストを解いてみたことがきっかけでした。

それによると、私に足りないのは「裏取り力」(=根拠を持って正解・不正解を証明できる力)とのこと。

当時の自分にとっては、にわかに信じがたい結果でした。

ですが、今となって思うのは、やはりその箇所こそ、自分が引っかかってしまっていた部分だったということです。



例えば、1.根拠の箇所や選択肢に、曖昧な理解で覚えている単語が出てきた場合。

根拠を見つけられたとしても、単語の意味を取り違えていては元も子もありません。

また、2. 焦りから根拠の箇所を見つけるのをしくじる(違う場所を根拠だと思う)ことも考えられます。

1に関しては、前回の記事に書いたような語彙強化で対策ができていたので、

2のほうの対策として、以下のようなことを行いました。



(2)焦らず根拠を見つけられるようにするための、根本的な「読む体力」の強化

通常、リーディングに関しては、時間が足りなくなることはないのですが、

特化学習期間中に受けたある回で、残り2分しか余らなかったことがありました。

その時に感じたのが、

「大量の文章を目の前にしても圧倒されないような、”体力”が欲しい」ということでした。


 ※それは、当時の記事にも書いています。

第204回 TOEIC受験してきました+今後の対策について #TOEIC


もちろん、ただ単にスピードを上げるだけがいい訳ではありません。

(事実、その次の、スピードを意識した回で、一度点数を下げています)

根拠の箇所に目星をつけた時に、その部分までスピード重視でいい加減に読んでしまっては、

正解するという目的を果たせません。

自分が普段、英検の問題でやっているような、

「根拠を見つけ、その部分を丁寧に精読する」というやり方は死守しながら、

量を読んでも圧倒されないような”体力”を付けなくてはいけない。

そう感じました。


・・・前置きが長くなりましたが、結局そのために何をしたかというのは、

本当にシンプルなことです。

それは、「とにかくたくさんの量を読んだ」ということ。

後述の、特急シリーズのようなTOEIC用の問題集の長文はもちろん。

洋書や英字新聞の記事等、普段の読み物も、それまでよりたくさん読むようにしました。

それにより、最後、満点を出した回では、

疲れを感じることなく、10分を残して解き終えることができました。

そして、その回は、本当に納得してすべてを読み切ったという満足感を感じることができました。


=====

以上が、私が満点を目指す上で行った、2つのことです。

長々と書きましたが、

「丁寧に知らない単語を調べていく」、「たくさんの文章を読む体力をつける」という

今思えば、本当に基本中の基本と呼べる内容です。

もう一つ、学習内容以外に、「学習モチベーションを保つための工夫」をしていますので、

次回それを書いて、このシリーズを締めくくりたいと思います。

是非、楽しみにしていただけると嬉しいです。



●読解に使った問題集●
 
※新規で解いたもの

  

  

※ 以前解いた分を解き直し (前回の記事に掲載の公式問題集5冊も解き直しました)



※ 弱点分析に利用させていただいたもの


私がTOEIC960から満点を獲るまでにやったこと (1)語彙編

IMG_7713.jpg

前回のTOEIC戦績の記事から、長らくお待たせしてしまい、すみません。

今日は、2015年6月〜2016年1月に行った、TOEIC満点取得に向けての特化学習について、書かせていただきたいと思います。

TOEIC900点後半から、満点までという非常に限られた期間の内容となりますが、お読みいただければ幸いです。

=====

TOEICに関しては、正直なところ、「スコアの分析」→「対策」を練るということが、他の試験と比べてあまり綿密にはできていませんでした。

なんとなく、「リスニングよりリーディングのほうが点数が低いな」、

「リーディングでは、単語の知識(知っているか・知らないか)で落としているのだろうな」

くらいの認識で、漠然と対策をしていました。

それでは、残りの数十点を埋めることができないと気づいたのが、

ちょうど特化学習を始めて、数ヶ月した頃です。

いろいろと試行錯誤をしながら見つけたのが、リーディングにおける2つの内容でした。


(1)語彙を増やす→TOEICで出てくる意味で覚える

語彙を増やさなくてはいけないと考えた時、

実は、TOEIC専用、それも全てを網羅しているような分厚い単語本を買いました。

ですが、今までの試験で、単語帳だけで覚えていくことが一度たりともできなかった私。

やはり、その本は、数ページで挫折をしてしまいました。

その代わりに行ったのが、問題集に出てくる語彙を徹底的に復習することでした。

もちろん、以前に解いた問題集を一から解き直し、選択肢に出てきている単語も復習をしたのですが・・・。

自分の中で、もっとも役立ったと思ったのは、

選択肢以外の箇所に出てきている単語も、丁寧に調べ直す

ということでした。

今まで問題を解くだけに必死で、正解ならば満足して見直しもしなかった中に、

本当に多くの知らない単語があることに気づき、愕然としました。

そして、さらにハッとしたのが、

当たり前のように知っていると思っている単語でも、

TOEIC・ビジネスの場面で出てくる時の意味を知らない場合があるということです。

例えば、recognizeは、「(業績などを)評価する、認める」という意味があり、

その名詞形 recognitionが「表彰」の意味で出てきたりします。

このようにして、知らなかった単語、知っていたつもりになっていた単語を

PART5、6、7全て、徹底的に調べ直し、

それらをノートに書き出し、覚えていくようにしました。


そうすることで、

「知っているか知らないかということだったら、きっとPART 5で落としているんだよな?」

という漠然とした推測が、実は間違っていて、

この語彙の知識が、PART 6、7にも大きく影響していることがわかりました。

ここから先は、読解力の話になっていくので、記事を改めて書きたいと思います。



●語彙復習のために見直しをした問題集●

  

  

※その他、TOEIC Testプラス・マガジンの以前の号を3冊ほど解き直しました。











洋書読後記録:”Pulling Your Own Strings”

今日、”Pulling Your Own Strings: Dynamic Techniques for Dealing with Other People and Living Your Life as You Choose”を読み終えました。

自己啓発の祖とも言える、ウエイン・ダイアー博士の本です。

=====

この本では、"be victimized" という言葉がキーワードとして出てきています。(名詞形の”victim”も)

”常に、誰か(何か)の犠牲になっている心を持つ”こと。

これだけではあまりピンと来ないかもしれません。

家族や、誰かの意見。「こうあるべきだ」という常識。

私たちはさまざまなものに縛られて生きています。

人が言うから。そういうものだから。仕方がない。

そういって諦めてしまうのではなく、自分の人生を生きよう。

この本では、そう説かれています。


そして、人を縛るものは、何も自分以外の人や物だけではありません。

自分がこうしなければいけないという「思い込み」、

自分の思いこそが、足かせになってしまう時があります。



私自身、「どうせ私なんて」と思ってしまう日々ををかなりの時間、過ごしました。

環境のせいにしたり、誰かのせいにしたり。

でも、そう言っていても、何も変わらなかった。

自分が少しずつ動き出したからこそ、その頃とは大きく違う今を生きられているのだと思います。


そんな昔の自分を思い出しながら、うなずきながら読みました。


=====


そして、特に、今の自分の心に響いたのは、この一節。

”Again, you don’t have to be a nonconformist at every opportunity just to prove that you refuse to be a victim.”

「犠牲になっていない、自由に生きているということを示すためだけに、いつでも"nonconformist"(従わない人)でいる必要はない。」


これは、最近まで思いがちだった、そしてやめなきゃなと思っていたことと重なり、ハッとしました。

”自分らしさ”を主張するために、”自分らしさ”(と自分が思い込んでいること)と反対のことを避け続けなくてもいい。

そう思ったら、自分の選択の幅が、もっと広がる・・・そんな気がしています。



あとは、「自分を分かってくれない誰かを説得するために一生懸命にならなくていい」ということ。

誰にでも良く思われたいと思う自分から、自由になれる気がします。

=====

かなり長めで、読むのに時間はかかりましたが、本当に素晴らしい内容の本です。

気になった方は、是非読んでいただけると嬉しいです。









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国連英検特A級 1次対策に使用した本 

大問1、国連知識用。配点10点分ですが、ここで落としたくはありません。


公式ガイドブック(青のA4サイズの本)よりも問題の内容が本番に近く、問題数も多いのでお勧めです。


特A級の読解問題では単語力を問われます。
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