今日は、「記録をとって気づいたこと」の最終回。
私は、
記録を通して、本物の夢を見つけることができました。
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私が本格的に記録(=習慣)を始めた時、夢を念頭に入れずに、やみくもに項目を設定したわけではありません。
かといって、「私の夢はこれ。だから、こういうことを頑張る」と、最初から自信・確信を持ってスタートしたわけでもありませんでした。
夢を考える最初の大きなきっかけとなったのは、2010年に、
MY 100 WISH LISTとして、自分の中から湧きあがる願いを100個書き出したこと。
最初は、バラバラに見えていた願いが、時がたつにつれて、
「このような自分になりたいから、このような願いを持っているんだ」と、つながりが見え始めた。
手探りながらも、何かが見えつつあった中、去年1年間を
「記録の年」として過ごしました。
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昨日、
2012年の目標数値について書きました。
この数値を考える際、ノートに下書きをしていたのですが、
「去年の自分を越えたい」を頭に入れつつ、無理をしすぎることのない現実的な数値という基準で、目標を設定していきました。
そして、英字記事の項目を書き入れたあとで、ふと手が止まりました。
最初、「もっと読まなきゃなぁ」「もっと読めるだろう」くらいの軽い気持ちで、去年の倍の数値、500を書いていたのです。
・・・ちょっと待てよ。
私の中で何かがはじけました。
そして、グッと二重線で訂正。
その目標数値を1000にしたのです。
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去年は、国連英検A級受験に力を注いだ一年でした。
受験の目的は
別のところで書いていますが、なぜ国連英検なのかは、「国際情勢に興味があるから」というところから始まっています。
「国際情勢について知りたい。」 私にとっての、英字記事を読む目的はそれです。
国際情勢は大学で勉強していたけれど、中途半端に終わってしまった。
大学を卒業したころは、英字記事なんて、1行も読めなかった。
その悔しさからのスタートです。
初めて英字記事をプリントアウトして、一字一句単語の意味を調べ、一文ずつ訳をつけた時のことを覚えています。(2003年)
予備校講師時代の文法猛特訓で、長い文章を読むことが苦にならなくなったのが2005年前後。
英検1級の語彙を覚え、受験・合格したことで、TIMEを読めるという感覚が出てきたのが2006年頃。
それ以降、自分の興味を満たす・情報を得るために英字記事を読むようになり、それにもっとも力を入れたのが2011年。
「記事が読めなかった」自分から、「読める」自分になった。
読めるようになったことで、こんなにも視野・世界が広がった。
記事を読むのって楽しい。このワクワクを、皆さんにも知って欲しい。私が英語の中でも一番教えたいことが、「英字新聞の記事を読むことの楽しさ」だと、気づくことができたのです。
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「英字新聞の記事を読むことの楽しさ」を伝えていきたい人が、軽い目標を立ててどうする?
去年も、「あとで読む」系サービスに登録して、読み切れなかった記事がたくさん。
それで英字新聞を語ろうなんて、10年早い。
自分に活を入れ、目標を設定し直しました。
楽しさを伝えるステージは、もうすでにあるのです。(英字記事課題を出題中のブログ・
GRAMMARous. 思い返せば、GRAMMARousも「英字記事を読める楽しさを伝えたい」というところから始めたものでしたが、今回の決意で、さらに思いが強くなりました。)
そして、4月からは、オンライン・オフライン両方で、講座をスタートさせる予定で動いています。
私の究極の夢は、
「英字記事を読む楽しさを、皆さんに知ってもらうこと」。
その思いを忘れずに、日々学習をし、生きていきたいと思います。
テーマ: 英語・英会話学習 -
ジャンル:学校・教育