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国連英検A級二次試験を振り返って (3) 今回の受験の意味

国連英検A級二次試験を振り返って(1)と(2)では、試験当日のこと、試験内容について書きました。

今日は、今回の受験から学んだことを、書きとめておきたいと思います。


【試験を受験する意味】

試験を終えて、一番良かったと思うのが、今後の課題が見つかったことです。

もちろん、「どんな英語学習者の方も試験に向けて頑張るべきだ」、そんなことは言いません。
皆さんお一人お一人に、学習の目的がありますし、その目的を遂行されるに十分な英語力を身につけていく、それが最も大事だと思います。

ただ、私に限って言えば、講師として、もっと力を伸ばしたかった。

(講師として英語力アップに励むことは当然のことで、○○まで到達したら終わり、というものではないと思います。)

でも、正直なところ、何を伸ばすべきか、ぼんやりとしか見えていなかった。

今回、国連英検受験をきっかけに、「もっと英語ができるようになりたい」、心の底から、そのような強い願望が湧きあがってきました。

もっと流暢に話せるようになりたい

(特に時事問題などについて自分の意見をスムーズに言えるようになりたい)。

語彙力もまだまだ全然足りない

(英字新聞をもっとスムーズに読むための語彙、意見をちゃんと言えるだけの語彙を得たい。)

少々、元も子もない書き方になりますが、「国連英検A級」という資格そのものが、就職に有利だとか、何かの役に立つということは考えにくいです。

ただ、私がこの試験のために頑張ったこと、もっと伸ばしたい分野が見つかったことは、大きな価値があると思っています。


【「2011年の目標」と今回の受験の意味】

先の項目で述べたとおり、今回の受験は「自分の英語力アップ」(アップできたこと、さらにアップすべき課題が見つかったこと)という点で、大変意味のあるものでした。

そして、もう一つ、今回の受験で得られたものがあります。

今回の国連英検A級は、「熱意と綿密な計画があれば、夢をかなえられることを証明する」という意図で受験したものです。

1年をかけて証明ができたこと自体も、大変感慨深く、うれしいことですが、合格そのものが得られた成果というわけではありません。

私が得られた、もっとも大きな、そしてかけがえのない成果は、「国連英検に合格するために何をすればいいのか、(自ら試行錯誤しながら)発見できたこと」です。

昨年12月に本当に苦しかったのは、どこまでやればいいのか、「やるべき総量が見えなかったこと」。

具体的に何をしたらどのような成果が出るのかもわからず、自分がどこまで到達できているか見えず。
自分に自信をもつことができなかった。

やるべき総量さえ見えれば、それを試験までの時間と照らし合わせ、割り振ることができるのです。

(直前になって追い込まれて、精神的にやばくなる(!)リスクもほぼなくなる。)

私が講師として、生徒さんに計画の立て方を教える時。

ここで得られたことはものすごく大きな意味を持つと思います。


【今後の英語学習について】

「自分の課題がわかった」

「やるべき総量がわかった」


この後に続くのは・・・。

まだ結果を知って1週間で、この高揚状態の中、書くのもどうかと思ったので。

きちんと皆さんにお伝えできる決心がついた時、改めてここに書きに来ようと思います。







国連英検A級二次試験を振り返って (2)

国連英検A級二次試験を振り返って (1)に続き、今日は試験官の先生とのやり取りの中から学んだことを書きとめておきたいと思います。

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苦し紛れにTPPについて答えた後。

「では、最後に何か質問がある?」と聞かれました。

この質問は前回も聞かれたこと。

その時はとっさのことで、「ええと・・・今日は何人くらい受験されるのですか?」と、試験そのものや学習には全く関係のないことを聞いてしまいました。

今回もこのような質問があると予想していたので、聞きたいと思うことはだいたいまとめてありました。(雰囲気や流れによっては無難な質問にするつもりでした。)

そして尋ねたのは・・・

「前回、VocabularyやFluencyの部分がよくなかったのですが、この部分を伸ばすにはどのような勉強をしたらいいですか?」

という質問でした。

先生も、「ん?」という感じで、ビックリされていました。

それに対する答えは、もしかしたら試験採点基準などに関わるかもしれないので(試験官の先生がそのようなことを漏らすのは禁止されているはずなので心配はないと思いますが)、個人の判断でかいつまんで書きたいと思います。

先生が勧めてくださったのが、

「(ボキャビルのために)自分の興味のないジャンルの記事も読むこと」

「難しすぎず、簡単すぎない記事を読むこと」


以上の2点です。

2点目については、言語学者Paul Nation教授の主張を引用し、「10語中7語分かるくらいの記事を選ぶとよい」とアドバイスしてくださいました。

この部分の会話に関しては、きっと試験採点対象外と思うのですが、今後の学習方針を決める上で、大変役に立つ内容を教えていただき、本当にありがたかったです。


その後は、前回と同じように挨拶・握手をして、教室を後にしました。

そこから完全な放心状態で電車に乗り・・・乗り換えの時間が近づくころになって(たぶん30分くらいたった後)、ようやく正気に戻った感じがしたのを覚えています。

いつもなら、せっかく都会(!)に出てきたし、「楽しいランチやショッピング♪」となるところ、電車に乗っている間、「とにかく早くうちに帰りたい」と思うほど、弱りきっていました・・・。

(結局食べたんですけどね。笑)

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以下は、前回と今回の試験結果の比較です。

Comprehension: 7 → 7

Speaking

Pronunciation: 7 → 7

Fluency: 5 → 6

Structure: 7 → 7

Vocabulary: 6 → 6

Communication: 6 → 7

Knowledge (International Affairs) 7 → 7


今回合格点に達したとはいえ、FluencyとVocabularyは7点以下です。

興味のない(準備がしっかりできていなかった)TPPについてスムーズに答えられなかった部分も、試験結果に反映されていると思います。

今後、

・興味のないジャンルの記事も読んでいくこと

・どのような話題を振られても、スムーズに言葉が出てくるような、最低限の知識を各分野で身につけておくこと。

・さらに話す技術そのものの向上にも力を入れること。

以上3点に重きを置きながら、学習を続けていきたいと思います。






国連英検A級二次試験を振り返って (1)

昨日、合格のご報告をさせていただいてから、Twitter, Facebook, Google+, そしてこのブログなど、さまざまな場所で、皆さまからお祝いのお言葉を頂戴いたしました。

いただいたメッセージ、一つ一つをじっくりと読ませていただきながら、こんなにも多くの皆さんに応援していただいていたのだ・・・ということを改めて実感し、何とも言えない感謝、喜びにひたっています。

本来、お一人お一人にすぐにお返事すべきところ、取り急ぎこのような形で失礼いたします。

改めまして、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

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試験直後には、あまりの放心状態、そして心の葛藤があり掲載することができなかった、「試験の内容」について、公開できる範囲で書きとめておきたいと思います。



【試験が始まるまで】

今回の受験会場は、前回と同じ、某予備校。

地方会場ではA級のみ実施されます。

前回は8人前後受験者の方がいらっしゃったと記憶しているのですが、今回は4人。

(同じ時間帯に集まったのが4人でしたが、それ以降も受験者の方が現れなかったので、きっと4人だけだったのだと思います)

前回、張り切り過ぎて、会場準備ができる前についてしまっていたので、今回は近くのミスドで時間を調整しながら、集合時間ギリギリに入りました。

(その結果、受け付け順で最後となってしまい、3~40分ほど待つことになりました)



【試験本番】

緊張の中、教室へ。

試験官は前回と同じ先生でした。

最初の自己紹介で弾みをつけなければ・・・といろいろと話すことを用意していたのですが、先生が「やあ!また来たね!」という感じで、自己紹介から何から全て省略。

「確か・・・グラマーのブログ書いてたよね?」と覚えていてくださったのがうれしかったです。

試験中に問われた内容は、大きく3つ。

・講師として学習者に教えられることは何か

・ソマリアの貧困問題のこと

・TPPについて


でした。

うち、上の二つはあらかじめ面接シートに書いていたことだったので、自分の中でも準備ができていたことでした。

・・・が、「講師として~」のほうは自己紹介が全くなかったことに動揺し、思っているようには話せませんでした。

(大人の学習者には「どうやってモチベーションを保つか」教えることが大事と答えたものの、なぜなのかがうまく言えなかった)

ソマリアのほうに関しては、先の「教育」とからめられたこと、実例を盛り込みながら答えられたこと、「国連は、ちゃんとやっているか/何をすべきか」という、前回うまく答えられなかった部分を、きちんとまとめて答えられたことがよかったと思います。

これに関しては、「充分に話しきったぞ」という手ごたえがありました。

・・・が!ここで驚きの質問が。

これが今回の目玉。いいふうに捉えれば、ステップアップしていたからこそ来た質問なのだと思います。

ソマリアのことを話し終えて、ホッとしていたところに来たのが、

「はい、分かりました。じゃ、TPPについてどう思う?」


TPPの英字記事は、それまでに読んだかどうかも記憶にないくらい・・・。

ちょうど11月あたりから、購読している朝日新聞にTPPの連載記事があって、試験が終わったらゆっくり読もうかな・・・とスキャン保存していただけでした・・・。

賛成か、反対か。

・・・話しているうちに決めました。




以上が、試験本編の内容になります。

実は、ここから先に、試験官の先生としたやり取りが、これからの学習に大変役に立つ内容だったので、記事を改めて書きたいと思います。








国連英検A級二次試験の結果

昨年12月に受験した、国連英検A級の結果が本日届きました。

結果は、合格!

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今まで英語学習を支えてくれた友達、家族。

そして、ネットで仲良くなれた英語学習仲間の皆さん。

ブログを読んでくださった皆さん。

本当にありがとうございました。

皆さんのおかげで、2011年の目標、「熱意と綿密な計画があれば、夢をかなえられることを証明する」ことができました。

この1年間。

特に、二度目の二次試験の直前は、今までに感じたことのないプレッシャーでおかしくなりそうなほどだったけれど・・・。

この試験のために頑張ったこと、本当によかったと思っています。

Twitter, Facebookなどにもお祝いのメッセージをたくさん頂戴し、ようやく実感がわいて、しみじみと喜びをかみしめているところです。

重ねまして、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

また試験から得られたこと、試験対策・試験を受けた感想などは、日を改めて報告させていただきたいと思います。











追伸:

人間ホントにうれしいと、ビール飲んでも酔いませんね。

二次試験を終えて思うこと

12月18日。
昨日、国連英検A級を受験してきました。

今日は、試験内容そのものではなく、試験を受験するにあたって自分に起きた変化、そして感じた気持ちについて、記録しておきたいと思います。

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前回、このブログに記事を投稿したのが、8日。
それ以降、信じられないほどに精神的に追い詰められていく自分がいました。

14日には風邪で体調を崩し、体調面からもダブルパンチ。もともと、女性周期で気分の上下も激しいほうなのですが、それも重なって、極限状態まで追い込まれていました。

(具体的には苦しくなるので書きませんが、たとえば、英会話レッスンに出ても、頭が真っ白になってしまうのです。レッスンに出て、普段の自分を取り戻そうとして、さらに追い込まれる悪循環・・・)

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正直に言って、資格試験でここまで追い込まれたのは、初めての経験でした。
英検1級二次試験も、2度受験していますが、それでも2回目の受験前に、こんなふうにはならなかった。

今回が、以前の受験とちがっていたのは、

熱意と綿密な計画があれば、夢がかなう」証明のための資格受験だったことです。

その目標を掲げたこと自体は、決して後悔していませんし、それによって多くの仲間に応援してもらえた。それは、本当にありがたいことです。

ですが、資格受験にそのような意味を持たせたことは、自分にとって、とてつもないプレッシャーになりました。
ただの資格受験ではないのです。
大げさではなく、(これからどういう講師になっていくか、どう働いていくかを決める)「人生をかけた」受験だったのです。

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今までブログには、「こんなふうに頑張っています」、「こうやると頑張れます」というような、読んでくださる方を意識した書き方をしてきていました。

終わってみて、一息ついた今、思うのは、

「本当に集中したら、そんなふうに外向きの目をもっている余裕はなくなる」

ということ。

(それは「仲間の応援が届かなくなる」という意味ではありません。)

なんというんだろう・・・、自分のことに必死でいるときに、「ホラ、ここはこうするといいよ」なんて、他の方の心配までするのは、何か違うのでは。
そんなことができると考えるのは傲慢なのでは・・・と感じたのです。

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自分が夢をかなえていく姿を、人体実験的にとらえ、それをブログに載せていく。
そのブログ趣旨自体は気に入っているし、書く内容を大幅に変えるということはしません。

ただ、「よそ見ばっかりしてないで、自分のことをちゃんとやりなさい」(←実は、これ、私が上の子にいう口癖)。
ああ、まさにそれだな・・・と、強くそう思いました。

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「こんなにも苦しかったけれど、いい経験になりました」

外向きの目をもって、うまくまとめてしまえば、この一行で終わってしまうのかもしれません。

けれど・・・・・・なんというんだろう。

「そんなきれいごとじゃない!」

「大げさでなく、死ぬ思いをして準備した、この期間が、そんな一言でまとめれられるか!」と、自分で書いた言葉に、自分で腹を立ててしまうほどです。

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とりとめもなく、自分の気持ちを吐き出してしまいましたが、ここまで書いて思います。

死ぬほどの思いをして学んだことなのだから、やっぱり記事にして、多くの方に読んでもらいたい。

「どうすれば、ここまで追い詰められることなく、気持ちを冷静に保つことができたか」

「そのような計画は、どうやって立てたらよかったのか」など。

今だからこそ、振り返って書ける記事があると思います。


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以上が、私が血のにじむ思いで、試験勉強から得られた教訓です。

月並みな言い方に収まってしまいますが、「ここまで追い込まれるほど、何かに真剣になる機会ができて、本当によかった。」

かっこつけずに言えば、「こんな思い、もう二度としたくない」、少なくとも今はそれが本音ですが・・・。

本当に、本当に貴重な経験をしたのだと思います。


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試験自体の感触についてですが、ぶっちゃけ、これはもう、分かりません。

いくつか、ここをこう答えればよかったと思う箇所はありますが・・・。
「もうちょっと準備したらよかった」というようなそんな後悔だけは、一ミリも感じていません。

悪い結果が来た時の保険・・・ではありませんが、ここまで必死になれたこと自体が、本当に素晴らしいことなのだと思います。

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長くなりました。
また試験の内容自体については、公開できる範囲で覚え書きを記そうと思っています。

今は、まだ放心状態気味の自分が、元通りになるように、いろいろ考えずにいたい・・・。
自分の心の声に従いながら、ブログにも書きたいことから順番に書いていこうかと思っています。


最後になりましたが、受験を応援してくださった仲間の皆さま、読者の皆様、本当にありがとうございました。