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英文を読むことについて(その2): 読む目的をはっきりさせる

前回の記事に引き続き、英文を読むことについて、

ちょっと書いてみたいと思います。



【こちらは、私が昨日読み終えた本】



Bite of the Mango


私の洋書読書歴は、数年前にスタートしたものなので、

まだまだ年数的にはとても浅いです。

(年に3冊ほど、トータルでもまだ20冊ちょっとしか読んだことがありません。)

やり直し英語をスタートしたのが、もうかれこれ20年前になるので、

その年数の割に、読み方、読み物の量が、かなり偏っているのかと思います。

=====

英検1級に合格した後、そろそろ試験長文ではないものを読んでみようかと、

ある洋書に挑戦しました。

いわゆる海外の小学校高学年〜中学生ぐらいの子が読むような、

ジャンルとしては児童向けに当たる本だったのですが、お恥ずかしい話、

数ページで、それを投げ出してしまったのです。



それは、使われている単語が難しかったとか、文法が分からなかったからではありません。

(最近になって読み直したのですが、今見ても、さほど難しい表現が使われているとは思わないです。)


では、なぜ読めなかったのか。


私は、それまでに触れてきた英語の文章の大部分が、

大学受験の問題、そして英検の問題など、「試験の長文」でした。

(1級を意識し始めてから、英字記事も読むようになりましたが、

一つ一つの記事の長さは、A4にプリントアウトして数枚程度の話です。)



わかりやすいところで比較すると、まず「長さ」が違います。

試験長文には、短い文章の中に、複雑な構文がたくさん使われているので、

文構造の取り方はここで鍛えられました。

(それは、とても良かったと思っています)

ですが、触れた文章の絶対量としては、圧倒的に少なかったのです。

英語の勉強の仕方で「やさしくたくさん」がいいと言われますが、

私自身は、「難しいのを少し」という読み方をしていました。

洋書では、何ページ、何十ページもの英文をどんどん読んでいく。

まず量に圧倒され、読む気力・体力が、全然続きませんでした。



そして、もう一つ大きな違いは、

試験問題は「設問に正解するために読む」という点です。

解答の根拠を探す、そして根拠を見つけたら、一字一句文法に忠実に訳す。

指導の際に、必ず文法を説明し、正確な訳を生徒さんに伝える必要のあった私は、

無意識に、どんな英文を読んでも「ここまでがS、ここまでがV」とやる癖

付いていました。

また、わからない単語があったら、今後のために調べておきたい、

自分でもこんな表現を使えるようになりたいと、

いちいち辞書を引いたり、書き込みをしたりしていました。



今思い返せば、これで「話に入り込む、話を楽しむ」なんて、到底無理な話です。

「勉強のために読む、文法を確認するために読む」、その意識が前面に出すぎていたのだと思います。


=====

まだまだ、長くなりそうなので、一旦まとめます。

自分がなんのために読んでいるのか、しっかりと意識すること。

これが最も大事なことかと思います。

話を味わうために読んでいるのに、

すべての文でSV, SVとやることを目的にしてはいけない。

試験の問題を解くことが目的なのに、全文をふんわり読んで、

自分の印象、感想だけで設問に答えてはいけない。

こういうことだと思います。


目的によって、読み方を変えられる

スイッチを切り替えられるようになったからこそ、

ようやく、こうして洋書を読むのを楽しむことができるようになってきたのだと思います。


=====

次回は、いわゆる「精読」と「多読」について、

その垣根を取り払っていこうというお話です。

どうぞ、楽しみにしていてくださいね。

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【洋書読了記録】THE BITE of the MANGO  〜英文を読むことについて(その1)〜

もっと頻繁にブログ更新をしていこうと思いつつ、気づくと1ヶ月。

今日、1冊洋書を読み終えたのを機に、

英文を読むことについて、これから何回かに分けて書いてみたいと思います。

=====

今回、読み終えたのは、こちらの本。

1990年代後半に始まった、アフリカ・シエラレオネの内戦で、

反政府軍ゲリラの少年兵に両手を切り落とされた少女の回顧録です。



Bite of the Mango


Amazonの履歴を確認してみると、今年の2月22日に購入。

普段の私の読書ペースより、かなり早くに読み終えました。

=====

実は、私自身、英語の読み物との関わり方はだいぶ偏っていて(読了リストはこちら)、

洋書自体を楽しめるようになったのも、ここ数年のこと。

中でも多いのは、自己啓発系、やる気や習慣に関する心理学系と、

読むジャンルもかなり限られていました。

それが今回、回顧録という全く違うジャンルのもので、

しかも、いつもよりぐっと集中して読めたことが、自分でも驚きでした。

書かれている内容が、描写が映像として浮かぶ。

(ジャンル的な理由かもしれませんが)洋書を読んでいて、初めてこのような体験をしました。

=====

私は、やり直し英語のとっかかりが大学受験英語で、

文法や文構造を意識しながら読むことを中心にしていたので、

長い間、洋書のような長いものを、内容を味わいながら読み続けるということを苦手としていました。

今でも、自分がセミナーなどで教えているのは、文法や文構造のことで、

これがどんな英語学習者の方にとっても大切であるという思いは変わりませんが、

そればかりではいけない(少しの量の英文を、精読するだけではいけない)と、

考え方が変わってきています。



もう少し詳しいことを、回を分けて、書いていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。
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国連英検特A級 1次対策に使用した本 

大問1、国連知識用。配点10点分ですが、ここで落としたくはありません。


公式ガイドブック(青のA4サイズの本)よりも問題の内容が本番に近く、問題数も多いのでお勧めです。


特A級の読解問題では単語力を問われます。
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